西荻窪について

愛称「ニシオギ」、個性的な店が軒を連ねる文化的な街

住みたい街ランキングなどで常に人気の高い吉祥寺の隣に位置し、ゆったりとした雰囲気が心地よい街、西荻窪。個性的で小さな個人店が多く集まり、中でもアンティークショップやギャラリー、雑貨店や古書店などが立ち並ぶ文化的なエリアです。
この街は、1907年から当時の井荻村で村長を務めた内田秀五郎の数々の偉業により発展しました。太平洋戦争期に戦闘機のエンジンなどを製造していた「中島飛行機」の誘致もそのひとつですが、工場の関係者や勤務者によって商店街が栄え、活気ある街へと進化を遂げました。工場跡地には現在「杉並区立桃井原っぱ公園」が整備され、また、善福寺川の源流に「都立善福寺公園」などもあり、広々とした公園があるのも西荻窪の大きな魅力です。

街の歴史

この街の歴史において、内田秀五郎は重要な人物です。1876年に農家に誕生した秀五郎は、30歳の若さで井荻村の村長となりました。手がけた事業で最も大きかったのが区画整理で、村の農業の発展などを助けました。1922年に荻窪駅と吉祥寺駅の間に西荻窪駅を誘致したのも、秀五郎の尽力だったと言われています。1975年に亡くなった秀五郎ですが、都立善福寺公園に銅像が建立され、今も街を見守っています。

見どころ

都立善福寺公園

かつて池のほとりにあった「善福寺」という寺が由来の都立公園。面積の約半分を占める善福寺池を囲むように遊歩道が整備され、池周辺は、区内で最も鳥類が豊富に見られる地域のひとつです。日本野鳥の会の創設者である中西悟堂ゆかりの地でもあり、一年を通じ様々な野鳥を見ることができます。土・日・祝祭日にはボートの貸し出しもあり、水辺を満喫できる公園です。

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杉並区立桃井原っぱ公園

広々とした原っぱが広がる、四季折々の花が楽しめる区民憩いの公園です。大正時代から終戦時まで航空機・エンジンメーカーの中島飛行機の工場がありましたが、戦後、日産自動車(株)が土地を所有したのちに1998年に杉並区に売却され、現在のように整備されました。敷地の一部は災害時に避難場所となる役割も担っています。

ピンクの象

駅南口を出てすぐのアーケードには、「ピンクの象」が天井からぶら下がっています。地元で長く愛されている人気者で、現在は三代目。9月の荻窪八幡神社の例大祭では子供たちに引かれて街中を練り歩きます。アーケードを歩く際は、ぜひ見上げてみてください。

六童子

彫刻家・薮内佐斗司の作品「童子像」が街のあちこちに設置されています。「おすもう童子」(西荻南児童公園)、「花の童子」(JR西荻窪駅南口)、「龍神童子」(西荻北中央公園)、大朝露童子(井荻公園)、「縁結び童子」(地蔵坂)、「上向き童子」(西荻地域区民センター)の6つです。童子を探しながら街の散策が楽しめます。

アンティーク街

西荻窪にアンティークショップが増え始めたのは今から3-40年前。「古いものを大切にする街の雰囲気」が自然と店を集め、現在は40店以上が各所に点在しています。扱うジャンルは多様で、「アンティークといえば西荻窪」と言われるゆえんです。

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おしゃれで個性的なカフェ

西荻窪の魅力を高める大きな特徴の一つは、女性向けのおしゃれで個性的なカフェがあちこちに点在していること。そして多くの店では、提供されるフードや飲み物はもちろん、インテリアやBGMなどにもこだわりが溢れています。一人でゆっくり読書をするもよし、友人たちとのおしゃべりを楽しむもよし。ぜひ自分好みの1軒を探してみてください。

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西荻のスイーツ

スイーツ店巡りも、西荻窪散歩の醍醐味。気軽に食べ歩きをしたり、一流パティシエが作る本格スイーツを堪能したりと、そのときの気分に合わせた楽しみ方が可能です。和菓子の老舗・名店も充実しているので、何度でも足を運びたくなること間違いなしです。

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荻窪にも負けないラーメンの名店

ラーメンと言えば隣駅の荻窪が有名ですが、食の名店がひしめく西荻窪にも、おすすめ店がたくさん揃っています。行列必至の老舗、ミシュランガイド掲載店、ラーメン史におけるキーパーソンの一人が切り盛りする店など、バラエティ豊富な味が楽しめます。

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駅前の老舗レストラン「こけし屋」

駅南口を出てすぐにある「こけし屋」は、1949年に喫茶室としてスタート。その後、1952年に洋菓子製造販売、1953年に2階の座敷をレストランに改造してフランス家庭料理の提供を始め、今日の営業スタイルが確立されました。「パパおみやげ忘れないでネ」の広告や、メディアでたびたび紹介される毎月第2日曜開催の「グルメの朝市」などでも親しまれ、西荻窪のシンボル的な存在であり続けています。

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東京新聞まち歩き企画

ストレイテナー・ホリエアツシさんと歩く

ロックバンド「ストレイテナー」のボーカル・ホリエアツシさんは、中央線エリアをこよなく愛するミュージシャン。4駅を独自の視点で巡る本企画にて、西荻窪の様々なスポットに立ち寄りながら、ホリエさんならではの視点で街の魅力を紹介しています。ぜひご覧ください。

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マシンガンズ・滝沢秀一さんと歩く

お笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢秀一さんは、結婚を機に杉並区に住み続けるお笑い芸人。4駅を独自の視点で巡る本企画にて、西荻窪の様々なスポットに立ち寄りながら、滝沢さんならではの視点で街の魅力を紹介しています。ぜひご覧ください。

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土地と建物と人が自由な空気を醸す街、西荻窪

ストレイテナー・ホリエアツシさんと歩く 第2弾

ロックバンド「ストレイテナー」のボーカル・ホリエアツシさんは、中央線エリアをこよなく愛するミュージシャン。4駅を独自の視点で巡る第2弾の本企画にて、西荻窪の様々なスポットに立ち寄りながら、ホリエさんならではの視点で街の魅力を紹介しています。ぜひご覧ください。

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イベント

西荻茶散歩(ニシオギチャサンポー)

「お茶を楽しみつつ街を散歩してもらう」というイベント。西荻窪駅周辺に点在するギャラリーやショップなどの参加店が、店頭に「やかんマーク」を掲げ、参加者をおもてなし。「チャサンポー店」では無料でお茶が飲め、「専門店の水だし茶」、「抹茶」、「ハーブティー」など、各店が工夫を凝らしたものばかり。限定グッズの販売やお料理一品サービスなどもあり、バラエティに富んだ「おもてなし」が受けられます。

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トロールの森

都立善福寺公園で毎年11月3日~23日に行われる国際野外アート展。「現代アートを身近な場所や空間で多くの人に鑑賞してもらいたい」と2002年にスタートしました。野外展示ならではのダイナミックな作品、公園の自然に溶け込むような作品など、アーティストの感性をダイレクトに感じられるものばかり。現在では、公園外の店舗や学校などにも会場が広がり、ダンスやマイムのような身体表現を用いたアートなども見られます。

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すぎなみフェスタ

杉並区立桃井原っぱ公園をメイン会場に開催される区内最大級の複合イベント。園内に設けられる特設ステージでは、東京高円寺阿波おどりの演舞や、子供向けのキャラクターショー、地元の学生による吹奏楽演奏など、多彩なパフォーマンスが繰り広げられます。その他、パンやスイーツを集めた「すぎなみパン祭り&すぎなみスイーツフェア」も同時開催。区内の人気店や交流自治体からのグルメテントも数多く並び、ファミリーで一日中楽しめる市民まつりです。

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