中央線(高円寺駅〜西荻窪駅の)スイーツ10選 | なみじゃない、杉並! -中央線あるあるPROJECT-

中央線(高円寺駅〜西荻窪駅の)スイーツ10選

 

高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪、西荻窪は、個性的な店が多く、他とはひと味違うショッピングが楽しめるエリアですが、スイーツも激戦区です。老舗和菓子店の人気の定番商品はもちろん、斬新なスイーツを楽しめる新しい店、ヘルシーなスイーツを提供する店まで選び放題です。もう都心の百貨店まで出向かくなくてもいいんです。
今回は、そんな数多のスイーツから杉並区周辺や中央線界隈で活動する地元ライターが選び抜いた、おすすめのスイーツをご紹介します。

フルーツサンド JULES VERNE COFFEE (JR阿佐ケ谷駅・高円寺駅 徒歩10分)

JULES VERNE COFFEEのフルーツサンド

本格的な自家焙煎コーヒーと色鮮やかな各種スイーツを楽しめる「JULES VERNE COFFEE(ジュールベルヌコーヒー)」は、阿佐ケ谷駅と高円寺駅のほぼ中間にあり両駅から桃園川緑道を散歩がてらゴールにしたい人気のカフェ。

珍しくミミのついた食パンにエアリーなクリーム、新鮮な果物がふんだんに挟まれたフルーツサンド(各種あり 800円~)は、子どもから大人まで大人気。一本堂 杉並高円寺店の食パンの柔らかなミミは、ちょっとした塩味や食感の違いが感じられ楽しい。どうやってこんなにキレイにカットできるのかしらと素朴な疑問と羨望を感じながらも写真撮影に余念のないお客さんの姿も。コーヒー&フルーツサンド好きなら、ぜひ一度訪れていただきたいカフェです。

いちご大福 越後鶴屋(JR西荻窪駅 徒歩2分)

越後鶴屋のいちご大福

JR西荻窪駅からほど近い越後鶴屋。地元では、おもちやさんと呼ばれる人気の和菓子店です。小さなガラス戸越しにあふれんばかりに並べられた大福、団子、どら焼きは目にも楽しい光景です。
なかでも創業以来のロングセラー「いちご大福」(1個320円)は、1日限定300個の人気商品。他では見られない人気の秘密は、餅3:あん3:イチゴ4の黄金比。新潟の最高級もち米「こがね米」を使った弾力のあるお餅の食感も絶妙です。100グラムとずっしり重い存在感も嬉しいですね。駅からも近いので、ふらっと途中下車して気軽に購入できます。

スコーン rustica洋菓子店 (JR阿佐ケ谷駅 徒歩12分)

rustica洋菓子店のスコーン

「rustica(ルスティカ)」は、幸せをもたらすとされる「つばめ」の学術名からつけられた店名。食べた人を幸せにしたいというオーナーの思いが伝わってきます。また粉へのこだわりも相当で味わいに奥行きを出すため、国産、フランス産、カナダ産の粉をブレンドしているそうです。
プレーンスコーン(216円)の、サクッとした表面と中のしっとり感は、他では味わえない一品。甘さも控えめなので、ジャムやバターと互いを引き立てあった楽しみ方も。時間がたって少し硬くなることはあっても、あたためてバターをぬるとこれがまた美味。ほかにも白あんとあんずのパウンドケーキ(225円)、季節の素材がふんだんに焼きこまれたマフィン(385円~)も人気です。

荻窪ロール MIELATIER (JR荻窪駅 徒歩4分)

MIELATIERの荻窪ロール

はちみつ専門店「L’ABEILLE(ラベイユ)」が手がけるパティスリーMIELATIER(ミエラティエ)は、砂糖やその他の甘味料を使わず、はちみつの甘味を活かした各種菓子が人気です。
なかでもMIELATIERのある荻窪の地名を冠した「荻窪ロール」(1ピース432円、ロール2,160円)は、素材感あふれるしっとりとしたスポンジ生地に、ふんわり優しい甘さのはちみつクリームがたっぷり。一口目から身体中が幸せな味わいで満たされます。もう一つ食べたくなるほどの軽さもポイントです。気のきいたお土産として喜ばれそう。黒を基調としたシックな店舗は、パリやロンドンの洋菓子屋さんのよう。店内のスイーツを選ぶだけでも、いつもと違った時間を過ごせます。

チョコレートケーキ Patisserie Hiroya Minamisawa  (JR西荻窪駅 徒歩11分)

JR西荻窪駅前のにぎわいからやや離れていてもスイーツ好きが行列を作る、この店の顔がチョコレートケーキ。定番の「チョコレート」「ビター」以外にも日によって「ラズベリー」などが加わり、選択に迷うこと必至。「チョコレート」はカカオ55 %のガナッシュ、ココアスポンジ、カカオ60 %のチョコムース。それぞれの味わいが一体となってシンプルにチョコの美味しさを堪能できます。上の写真の「ビター」はプラリネフィヤンティーヌのサクサク底生地、カカオ64%のチョコクリームとチョコババロアとビスキュイという構成でちょっと複雑な大人の味。シャンパンなどのお酒にも合います。

どら焼き うさぎや(JR阿佐ケ谷駅 徒歩2分)

うさぎやのどら焼き

阿佐ヶ谷に開店し60有余年。「うさぎや」は、阿佐ヶ谷を代表する人気和菓子店です。老舗の多い阿佐ヶ谷は和菓子激戦区ですが地元ライターのおすすめは、やはり「うさぎやのどら焼き(価格は2023年1月改定)」。
店主自らデザインしたシンプルな個包装を開くと、きゅっと端を閉じた食感のよい皮に、ほどよい甘さで、しっとりみずみずしいあんこがパンパンに入ったどらやきが。食感、甘み、香りと一口目から幸せな気分になれます。他にも「うさぎ万頭」など人気商品がたくさん。自分用はもちろん、良心的な価格でご進物にもぴったりです。年末・年始は大変混み合いますので予約・受取方法を事前にご確認ください。
※例年年末は、予約専用受け渡し口が店内右奥に設置されます。予約品受取時の新たなご注文は一緒にお渡しできないそうですので、ご注意ください。

モンブラン パティスリー ラブリコチエ(JR高円寺駅 徒歩7分)

パティスリー ラブリコチエのモンブラン

賞味期限 “60分” の絶品モンブランは、2009年のオープン時から揃える大人気商品です。
9月中旬~3月中旬位までの季節限定品で、注文してから作っています。メレンゲ、生クリーム、マロンクリームの3層からなり、ひとたびフォークをいれると、栗ペーストの糸がハラハラほどけ、作りたてを感じる繊細さ。まったり広がる国産栗の素材の味が存分。生クリームはふんわりあっさりで、なんと砂糖不使用。栗の甘さを味わってもらいたいからこそのこだわり。メレンゲはサクサク軽い良食感。メレンゲに生クリームが染みないうちに食感を楽しんでもらいたいと賞味期限が60分なのです。3層の繊細な調和をぜひ味わって。

酒まんじゅう 高橋の酒まんじゅう (JR荻窪駅 徒歩4分)

高橋の酒まんじゅう

開店以来30数年たった一つの菓子「酒まんじゅう」(1個120円)のみを販売する高橋。酒まんじゅうの概念を変えるほど薄くて軽い皮、厳選された上質なこしあんが絶品です。柔軟剤やふくらし粉などを使わず、自然発酵による昔ながらの製法にこだわっており、ほのかな糀の香りがふわふわと広がります。 無添加のため、時間が経つとやや硬くなりますが、電子レンジやトースターで温めたり、天ぷらにしても、おいしくいただけます。冷凍保存もOK。
※早い時にはお昼前には売り切れてしまいますので、確実に購入したい場合は、事前予約をおすすめします。

高橋の酒まんじゅう
住所 杉並区天沼3-1-9
関連記事 あの人と中央線で杉並へ 荻窪編(ストレイテナーのホリエアツシさん、千葉雄大さんが高橋の酒まんじゅうを訪問した散歩記事です)

ニューヨークチーズケーキ Bakeshop Turquoise  (JR西荻窪駅 徒歩2分)

Bakeshop Turquoiseのニューヨークチーズケーキ

「お菓子作りが昔から大好きで、ほぼ独学で学びました」という阿曽さんが開店したBakeshop Turquoise(ベークショップ ターコイズ)は、すべての菓子に甜菜糖を使用しておりナチュラル志向のスイーツが楽しめます。甜菜は砂糖大根から生成される甘味料で、ミネラル成分が多く含まれていることで近年人気が高まっています。
お勧めの「ニューヨークチーズケーキ」(378円)は、クリームチーズ、生クリーム、甜菜糖、卵だけのシンプルな素材のみで低温で1時間以上じっくりと焼きあげたもの。小麦粉をつかっていなのでぐグルテンを気にする方でも安心していただけます。甜菜糖の素朴な優しい甘みは、年配者から小さな子供まで、幅広い層から支持されています。 焼きたての各種マフィンも絶品です、ぜひご一緒に!営業時間は午後2時から、臨時休業などSNSでご確認のうえお出かけになるといいかもしれません。

Bakeshop Turquoise
住所 東京都杉並区松庵3-37-20
URL https://www.instagram.com/bakeshopturquoise/

いちごパフェ Patisserie Lotus  (JR西荻窪駅徒歩3分)

Patisserie Lotusのいちごパフェ

シェフが目の前で華やかなデザートを作ってくれる、カウンターデザート。定番のチョコレートパフェや和パフェに加えて、冬から春の季節のパフェとして人気が高いのが、このいちごパフェ。ロゼワインのジュレがゴージャスにきらめくグラスの中には、あまおういちごのピューレを使用したいちごアイス、はちみつアイス、ココナッツといちごのブランマンジェ。サクサクのパイ生地やいちごのクランチチョコ、チーズクリームなどとのハーモニーも絶妙です。フレッシュないちごの香りを楽しめるのは出来立てならでは。
※2022年12月31日から2023年1月6日まで休業。ケーキと焼き菓子のテイクアウトは1月7日、カウンターは1月8日から営業。

※価格は原則税込価格で表示しています。一部2023年1月からの新価格で掲載している商品があります。
※記載する価格は諸般の事情により予告なく改訂することがありますので、ご了承ください。
※掲載内容は2022年11月~12月に取材したものです。
取材: 苔桃あんこ、仲町みどり、高円寺かよこ、シゲタツヨシ、高橋政輝、オオツカケン、NPO法人TFF
参考: すぎなみ学倶楽部

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※本記事に掲載している情報は2022年12月27日公開時点のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。