1. 荻窪について
荻窪について

歴史と文化が息づくクオリティの高い街

杉並区内を走るJR中央線の4駅の中で、1日の乗降客数が約89,000人(2017年度)とトップの荻窪駅。その駅を挟んだ南北に、閑静な住宅街が広がります。この街は大正から昭和初期にかけて「西の鎌倉、東の荻窪」と称され、東京近郊の別荘地として発展してきた歴史があります。
角川源義(角川書店創設者)、大田黒元雄(音楽評論家)、近衛文麿(元総理大臣)などの文化人や政治家をはじめ、太宰治、井伏鱒二、与謝野晶子といった作家も荻窪に暮らしました。1927年に荻窪に移り住んだ井伏鱒二の自伝的作品『荻窪風土記』には、当時の荻窪の様子や文士たちとの交流が色濃く描かれています。彼らの住居跡などは一部公園などとして整備され、ひっそりと街に溶け込んでいます。

街の名前の由来

大晦日に除夜の鐘がつける寺として親しまれる「慈雲山荻寺光明院」。寺のホームページによると、「708年に行者がご本尊の千手観音を背負ってこの地を通りかかったところ、不思議とご本尊が重くなって動けなくなった。行者はご本尊がこの地に縁があるものと思い、付近に茂っていた荻を刈って草堂を作ってご本尊を安置し、荻寺と名付けた。それ以来、この地一帯を荻窪と呼ぶようになった」とあります。光明院境内には、線路沿いに「荻の小径」と呼ばれる通路があり、荻をはじめ、四季折々の花を楽しむことができます。

イベント

荻窪音楽祭

秋が深まり始める11月、4日間に渡って行われるクラッシックの音楽祭。2000年のスタート以来、着々と回を重ねてきました。演奏会場は杉並公会堂をはじめ、ショッピングセンター内、公園、カフェ、ギャラリーなどおよそ30ヵ所。荻窪の街のそこかしこからピアノ、ヴァイオリン、クラリネットなどの美しい音色が流れてきます。プログラムの中には予約が不要なものか、無料で参加できるものもあり、気軽にクラッシック音楽を楽しめます。

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https://www.chuosen-rr.com/event/ogikubo-ongakusai/

杉並区立大田黒公園紅葉ライトアップ

音楽評論家・大田黒元雄氏の屋敷跡に整備された回遊式日本庭園・大田黒公園。いちょう並木や錦鯉が泳ぐ池、数寄屋造りの茶室など四季毎に風情を感じられ、最近では結婚式の記念写真撮影に利用されることも多いようです。一押しは11月下旬に行われる紅葉ライトアップ。開園時間を延長して約1週間強行われ、晩秋の景色の中で色づいた紅葉が鮮やか。中でも水面に映し出された紅葉は息をのむほどの美しさで、毎年多くの来客が幻想的な景色に酔いしれます。

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https://www.chuosen-rr.com/lookwalk/ogikubo03/

見どころ

荻外荘(てきがいそう)

国の史跡である荻外荘は、1937年から1941年にかけて3度総理大臣を務めた近衞文麿の旧宅。第二次近衞内閣成立直前の1940年、ここで「荻窪会談」という名で知られる会談が開かれ、ドイツ・イタリアとの提携強化を含む第二次近衞内閣の基本方針が話し合われました。また、終戦後の1945年12月、GHQより近衛に逮捕令が発せられ、拘置所出頭となった当日早朝に、近衛はこの中の自室にて自決しました。現在、建物の公開は行っていませんが、敷地の南側が整備され「(仮称)荻外荘公園」として開放されています。

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角川庭園・幻戯山房(すぎなみ詩歌館)

角川書店の創設者で俳人でもあった故角川源義氏の旧邸宅を整備して作られた日本庭園及び建物。庭園の中に建つ「幻戯山房(すぎなみ詩歌館)」は、近代数寄屋造りの木造2階建てで、2009年に国の登録有形文化財に登録されました。建物内は、源義氏にちなんだ展示室と貸室があり、庭園に咲く四季ごとの花々を鑑賞しながらの句会・茶会などに利用されています。

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杉並公会堂

1957年のオープン時、音響の良さや客席数の多さから「東洋一の音楽の殿堂」と謳われたホール。1994年に杉並区が日本フィルハーモニー交響楽団と友好提携を締結したことで、「日本フィルハーモニー交響楽団のフランチャイズホール」となりました。2006年のリニューアルオープン後は、優れた音響環境に加え、残響可変装置をはじめとする数々の機器が備わり、日本有数の音響効果を誇る音楽専用ホールとなっています。

東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム

「日本のアニメの歴史」から「これからの日本のアニメ」まで、日本のアニメ全般を総合的に学べる施設。声優に挑戦できるアフレコ体験コーナーをはじめ、アニメ制作過程が体験できる常設展示のほか、旬のアニメ作品を紹介する「企画展」など、さまざまな形でアニメに触れられます。さらに、パラパラアニメ体験など各種ワークショップや、併設のシアターで行われる上映会など、スペシャルイベントも盛りだくさんです。

ラーメン

荻窪と言えば、言わずと知れたラーメン激戦区。老舗ラーメン店・春木屋の「中華そば」を筆頭に、味噌ラーメン、つけ麺など、様々な種類の店が軒を連ねます。そんな激戦区である故か、店舗のこだわりも半端ではありません。また、ラーメンと一緒にかき氷が食べられる店や女性1人でも入りやすいように内装を工夫した店など、個性的な店が集まります。2軒、3軒、はしごするつもりで訪ねてみてはいかがでしょうか。

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鳥もと

パンチパーマとだみ声がトレードマークの老舗居酒屋「鳥もと」の店長・伊與田さんは、テレビなどから何度も取材を受けるほどの人気者。お店では、代々伝わる焼き鳥の味を守りながら、出身地の北海道から直送された新鮮な海産物を提供しています。街をきれいにすることにも献身的で、路上の掃除も毎日欠かさないほど。荻窪愛に溢れた、心優しくアツい方です。

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Title

大型書店から独立した店主が、精肉店だった一軒家をリノベーションしてオープンさせた新刊書店。店主は『本屋、はじめました』、『365日のほん』などの著書も出版しており、「この店で本を買いたい」と全国各地からファンが訪れます。蔵書数は約1万冊。工夫が凝らされた棚からは、普通の本屋さんとはどことなく違うこだわりを感じさせます。ギャラリーのほかにカフェも併設されているので、ゆっくりと静かな時間を過ごせます。

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荻窪タウンセブン

JR荻窪駅の駅前、終戦の翌年に誕生した「荻窪新興商店街 新興マーケット」が前身のショッピングセンター。当時は1店舗約3坪でおよそ150店舗が集い、食品や生活用品を求められる市場として親しまれていました。現在の「タウンセブン商店街」になったのは1981年。駅から直結し、活気あふれる市民の台所という姿は年月を経ても変わりません。年末には、お正月の祝い膳用の食品を求める人でごった返し、年間を通じて一番の賑わいを見せます。

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荻窪周辺地図