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ラーメンライター・福岡岳洋の何度もリピートしたくなるラーメン店in荻窪

荻窪は戦前から「春木家本店」があり、杉並区の中でも古くからラーメンが食べられた街である。戦後に開店した「丸長」は多くの派生店を出しているが、その中につけ麺形式を初めて商品化した「中野大勝軒」があり、ラーメン史的にも重要なエリアだ。今回は和風なラーメン店が多い街から、油に注目してラーメンをチョイスした。

  1. 荻窪中華そば 春木屋(荻窪駅徒歩2分)
  2. ラーメン 二葉(荻窪駅徒歩3分)
  3. 手もみらーめん 十八番(荻窪駅徒歩2分)

荻窪中華そば 春木屋(荻窪駅徒歩2分)

変わらないために変わり続ける、がモットー

行くたびに新しい味の発見がある、というのは言い過ぎだろうか。もちろん春木屋としての大枠の味は変わらずに、なのだが、ちょっとした甘味や、魚介出汁の味覚が微妙に違うように感じるのだ。それもそのはず、毎日全員で味の確認をし、季節はもちろん時代に合わせるための味の調整を行っているという。そして香味油の存在も大きく、やや太めの麺と和風スープをこの油が見事につないでおり、丼中の一体感を高めている。すでに老舗だが、この店の未来をもっと見たい。

中華そば(850円)

中華そば(850円)

荻窪中華そば 春木屋
住所 杉並区上荻1-4-6
電話 03-3391-4868
営業時間 11:00〜21:00
定休日 火曜

ラーメン 二葉(荻窪駅徒歩3分)

新潟の味から着想を得た、和風こってり味

元々、煮干をメインにしたラーメンが得意なこちらが、新潟は燕市の背脂ラーメンと出会い、このラーメンが誕生した。まず大量の背脂に驚かされる。その下にあるスープは、ビターさも感じる程に濃厚な煮干の味わいだ。醤油の香りも食欲を増進させる。超幅広の平打ち麺がこれらの要素をまとわせ、口の中で一体化するのがたまらない。トッピングのタマネギと柚子皮がアクセントとなり、最後まで飽きずに食べられる。

背脂煮干ラーメン(800円)

背脂煮干ラーメン(800円)

ラーメン 二葉
住所 杉並区上荻1-16-14
電話 03-3392-3537
営業時間 11:30〜1:00 日11:30〜22:00
定休日 無休

手もみらーめん 十八番(荻窪駅徒歩2分)

ニンニクと油の魅力に逆らう術なし

丁寧に具材を炒めるところから作業は始まる。その音を聞きながらラーメンを待つのがとても楽しい。分厚く張られた油を破るように箸を入れ、麺を持ち上げたときに漂うニンニクの香り、これを深夜に嗅ぐことの楽しさと言ったら。具材は豚肉の他にネギやニラといった、ニンニクや油と相性の良いものばかり。そしてこの油がスープにフタをするので、最後までアツアツ。ちなみに、サイドメニューの餃子もニンニクたっぷりな逸品だ。

特製十八番(850円)

特製十八番(850円)

手もみらーめん 十八番
住所 杉並区上荻1-4-10
電話 03-3393-3545
営業時間 18:00〜1:30
定休日 月曜