高円寺について

多様な表情を持つ東京でも屈指のワンアンドオンリーな街

JR中央線で新宿から10分以内で到着する高円寺は、駅を降りると、北も南も活気あふれる商店街が広がります。ねじめ正一さんの小説で有名な「高円寺純情商店街」をはじめ、天井に七色の光を発する“ジャンクションドーム”が輝く「高円寺パル商店街」、日中はひっそり、夜は愛酒家で活気づく「高円寺駅西商店会」など個性派ぞろい。四季折々のイベントで一年中賑わう高円寺ですが、その街の名は、江戸時代、徳川三代将軍・家光が立ち寄った「宿鳳山高円寺」が由来と言われています。
休日には街に点在する古着屋巡りをする若者や外国人が往来し、平日とは別の顔をのぞかせます。また、ライブハウスが多いことでも知られており、ギターを背負ったミュージシャンとすれ違うことも珍しくありません。

街の名前の由来

「宿鳳山高円寺」は1555(弘治元)年、中野成願寺三世建室宗正によって開山された曹洞宗のお寺です。江戸時代、この辺りは鷹狩りの狩場の1つで、三代将軍徳川家光が遊猟のおり寺に立ち寄り、「小沢村」だった村名を「高円寺村」と改めさせたと言われています。石の鳥居に龍が彫られた「双龍鳥居」は一見の価値あり。初夏には新緑、秋には紅葉が美しく、住宅街にありながらもリフレッシュできる、居心地のよい場所となっています。

見どころ

座・高円寺

2009(平成21)年にオープンしたテント形の劇場。演劇を中心とする文化活動のための3つのホール、現代劇作家の戯曲を収蔵するアーカイブ、カフェなどが配されています。世界的な建築家、伊東豊雄氏の設計で、建物そのものを見学する来館者もいるほどです。

気象神社

高円寺氷川神社の境内にある、日本でただ一つの気象の神様を祀った神社。結婚式や旅行の晴天をお祈りしたり、野外イベントの成功を祈願したりするため、多くの人が訪れます。下駄の形の絵馬に願いを書いてお願いしてみてください。

商店街

高円寺エリアには、魅力ある商店街が数多くあります。規模は様々ながらどこも活気に溢れ、古着屋が集中する商店街、飲食店が多い商店街と、それぞれ個性も豊か。一日中散歩していても飽きることはありません。

寺町エリア

高円寺駅の南側、高南通り、青梅街道、環状七号線に囲まれた地域には、お寺が多く集まっています。境内に四季ごとに咲く花を楽しめるお寺などもあり、風情ある散歩が楽しめるスポットです。

飲み屋街

飲食するのにまったく困らないのが高円寺。飲み屋は数えきれないほどあり、1人呑みでもグループでも、日本酒でも焼酎でもワインでも、あらゆるシチュエーションに合ったお店を見つけられます。

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古着屋

東京でも屈指の古着屋街が形成されているのが、高円寺。店舗は、「高円寺パル商店街」や「高円寺ルック商店街」、「エトアール通り商店会」など駅の南側に集中しています。種々雑多なジャンルの古着や、アクセサリー類などを求めて、宝探しの感覚で歩いてみてはいかがでしょう。

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高円寺の人気天ぷら専門店「天すけ」

東京でもっとも人気の高いてんぷら店のひとつ、「天すけ」。独自性の高いメニュー、ユーモア溢れるパフォーマンス、財布に優しい価格設定、そして外国人観光客まで対応するホスピタリティ。そうした要素が相まってワンアンドオンリーの「天すけ」がつくられています。

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ユニークなホテル・ゲストハウス

高円寺には、駅近で便利なビジネスホテルだけでなく、世界でも珍しいアートが体感できるホテルや、小規模ながらもホスピタリティ溢れるゲストハウスなど、多様な宿泊施設が点在しています。いつもとはちょっと違う東京を楽しむため、高円寺で宿探しをしてみませんか。

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暗渠(あんきょ)

河川や用水路を地下化し、蓋をして見えなくしたものを暗渠といいます。杉並区には、こうした「かつて川や水路だったところ」は多く存在しますが、高円寺エリアにも、荻窪の天沼弁天池公園を水源として神田川に合流する小さな河川・桃園川が流れていました。今日では一部が緑道として整備され、川を感じさせる様々な痕跡も残っているので、散策にもおすすめです。

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おみやげ

高円寺商店街連合会の公式キャラクター、サイケ・デリーさん。この超個性的なゆるキャラは、おみやげに最適なオリジナルカレーやステッカーなど、様々なグッズを展開しています。WEBショップをはじめ、ヴィレッジヴァンガード高円寺店や高円寺純情コミュニティーカフェ&ショップIIDEなどで販売中です。

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東京新聞まち歩き企画

ストレイテナー・ホリエアツシさんと歩く

ロックバンド「ストレイテナー」のボーカル・ホリエアツシさんは、中央線エリアをこよなく愛するミュージシャン。4駅を独自の視点で巡る本企画にて、高円寺の様々なスポットに立ち寄りながら、ホリエさんならではの視点で街の魅力を紹介しています。ぜひご覧ください。

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マシンガンズ・滝沢秀一さんと歩く

お笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢秀一さんは、結婚を機に杉並区に住み続けるお笑い芸人。4駅を独自の視点で巡る本企画にて、高円寺の様々なスポットに立ち寄りながら、滝沢さんならではの視点で街の魅力を紹介しています。ぜひご覧ください。

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ストレイテナー・ホリエアツシさんと歩く 第2弾

ロックバンド「ストレイテナー」のボーカル・ホリエアツシさんは、中央線エリアをこよなく愛するミュージシャン。4駅を独自の視点で巡る第2弾の本企画にて、高円寺の様々なスポットに立ち寄りながら、ホリエさんならではの視点で街の魅力を紹介しています。ぜひご覧ください。

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イベント

春:高円寺びっくり大道芸

2009(平成21)年、劇場「座・高円寺」のこけら落としに合わせて開催したことがきっかけでスタート。毎年4月の最終土曜日・日曜日に開催されています。商店街内の特設会場や座・高円寺劇場前広場、公園など高円寺の街全体が会場となり、空中ブランコ、ジャグリング、マジック、中国雑技などあっと驚くパフォーマンスを至近距離で観ることができます。

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夏:東京高円寺阿波おどり

東京の夏の風物詩に数えられるこのイベントは、1957(昭和32)年に高円寺パル商店街振興組合の青年部の誕生記念行事として「高円寺ばか踊り」の名称で始まりました。その前年に始まった隣駅の「阿佐谷七夕まつり」に対抗しようと考えらたれそうです。開催は毎年8月の最終土曜日・日曜日。駅周辺や商店街など8ヵ所の演舞場を、踊り手や鳴り物(楽器)を奏でるお囃子奏者が巡ります。連ごとに衣装、踊り、お囃子に特徴があるので、見比べながら楽しむことができます。

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秋:高円寺フェス

「小さくても手作りでもいい、気軽に楽しめるイベントを始めよう!」と2007(平成19)年に呼びかけられて誕生したイベント。毎年10月の最終土曜日・日曜日に、個性的な店舗が集まる高円寺の商店街や公園、学校などで開催されています。「高円寺の大文化祭」と位置づけられ、駅前の特設リングでのプロレス・ゆるキャラプロレスをはじめ、親子ワークショップ、ストリートライブ、トークショーなどバラエティに富んだ大小様々な催しが展開されます。老若男女を問わずに楽しめる複合イベントです。

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冬:高円寺演芸まつり

2011(平成23)年に誕生したこのイベントでは、カフェや居酒屋、銭湯や自転車店など街のいたる所で落語や漫才、奇術などの演芸が楽しめます。「地元にゆかりある若い芸人に芸を発表する場所を提供したい」という思いが込められ、毎年2月に約10日間開催されています。寒い季節に笑って温まろうと、はつらつとした若手からベテランまでの磨きのかかった芸に触れることができます。

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