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中央線杉並4駅 の〜んびり神社さんぽ

※本記事は、当プロジェクトで制作したパンフレット「中央線杉並4駅 の〜んびり神社さんぽ」より、神社の情報を再編集して掲載しているものです。

高円寺エリア

高円寺氷川神社

日本唯一の気象神社

さいたま市の氷川神社を総本社とする高円寺氷川神社。創建は記録を焼失している為定かではないですが、天文年間(1532~1555年)とみられています。
令和元年、50年間神輿庫で保管されていた北一丁目町会神輿の奉納を受け、それを本社神輿として修復し、例大祭にて見事に復活しました。
高円寺のイベント時には会場として境内を提供する等、地域に根差した神社です。

日本唯一の天気を司る気象神社。「祭神は“知”の神様」である八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)。気象予報士を目指す受験生の合格祈願や、結婚式や旅行を控えた方が晴天を祈るなど、天気に関わる祈願で訪れる方が多いそう。

日本唯一の天気を司る気象神社。「祭神は“知”の神様」である八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)。気象予報士を目指す受験生の合格祈願や、結婚式や旅行を控えた方が晴天を祈るなど、天気に関わる祈願で訪れる方が多いそう。

お守りも天気に関係した物が多く、晴天祈願の「晴守」や天気を占う為の「下駄を模した絵馬」等がある。

お守りも天気に関係した物が多く、晴天祈願の「晴守」や天気を占う為の「下駄を模した絵馬」等がある。

可愛いと評判の氷川神社と気象神社の御朱印。氷川神社は毎月デザインが替わり、気象神社は参拝時の天気によってデザインが替わるのが特徴。

可愛いと評判の氷川神社と気象神社の御朱印。氷川神社は毎月デザインが替わり、気象神社は参拝時の天気によってデザインが替わるのが特徴。

高円寺氷川神社
住所 杉並区高円寺南4-44-19
電話 03-3314-4147
主祭神 素戔嗚尊<すさのおのみこと>
創建 不明
WEBサイト https://koenji-hikawa.com/

高円寺天祖神社

可愛い狛犬がお出迎え。末社も参拝して金運UP!

高円寺駅から桃園川緑道を徒歩15分。環七通りを渡りしばらく住宅街を進んで行くと、鳥居とお社が静かに現れます。決して大きな神社では無いですが、静かでどっしりとした雰囲気は長年この地域を守ってきた重みを感じさせます。
創建は1087年と古く、高円寺がまだ小沢村と呼ばれていた頃に村の鎮守として創建されました。
鳥居をくぐると子供を抱えた狛犬がお出迎えしてくれます。通常、狛犬が子供を抱えているのはどちらか片方ですが、阿吽(あうん)両方共に子供を抱えているのは非常に珍しく、とても親子愛を感じます。

阿の狛犬(左)、吽の狛犬(右)

阿の狛犬(左)、吽の狛犬(右)

境内末社の清姫稲荷神社は、もともと秩父宮邸の鎮守でしたが1936年に遷座されました。当時の崇敬者に株式仲買人が多かったことから「財テクの神様」とも言われています。

境内末社の清姫稲荷神社は、もともと秩父宮邸の鎮守でしたが1936年に遷座されました。当時の崇敬者に株式仲買人が多かったことから「財テクの神様」とも言われています。

御朱印。

御朱印。

高円寺天祖神社
住所 杉並区高円寺南1-16-19
電話 03-3311-4077
主祭神 天照大御神<あまてらすおおみかみ>
創建 寛治元年(1087年)
本殿様式 神明造

杉並猿田彦神社

導きの神・猿田彦大神と天孫降臨(てんそんこうりん)の神社

高円寺駅から徒歩10分強。青梅街道近くに鎮座している杉並猿田彦神社。通りに面した赤い鳥居が良く目立ちます。小さな境内ですが、手入れの行きとどいた清々しく落ち着いた雰囲気の神社です。
奥にはこの神社を管理する太道教本部があり、こちらには天照大御神(あまてらすおおみかみ)の孫である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が祀られています。

糺水宮(きゅうすいのみや)。御神水所があり「水を頂くと御神徳がある」そう。飲む際には要煮沸。

糺水宮(きゅうすいのみや)。御神水所があり「水を頂くと御神徳がある」そう。飲む際には要煮沸。

猿田彦神社と天孫瓊瓊杵尊の御朱印。これは正月限定の金の御朱印。

猿田彦神社と天孫瓊瓊杵尊の御朱印。これは正月限定の金の御朱印。

天孫降臨神話の様子をデザインした御朱印帳。地上を治める為降臨してきた瓊瓊杵尊とそれを出迎える猿田彦の様子が描かれている。

天孫降臨神話の様子をデザインした御朱印帳。地上を治める為降臨してきた瓊瓊杵尊とそれを出迎える猿田彦の様子が描かれている。

杉並猿田彦神社
住所 杉並区阿佐谷南1-1-38
電話 03-5377-7391
主祭神 猿田彦大神<さるたひこおおかみ>
創建 不明

阿佐ヶ谷エリア

阿佐ヶ谷神明宮

三貴神が祀られる杉並のお伊勢様

日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の帰途に阿佐谷の地で休息し、その武功を慕った村人が一社を設けたのが始まりと言われている神明宮。約3000坪の広い敷地に手入れの行きとどいた境内は、ここが都会である事を忘れさせてくれます。
圧巻の拝殿の奥には、凛と澄み切った空気の中に佇む、天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る中央の本殿。そして右に月読命(つくよみのみこと)、左に須佐之男命(すさのおのみこと)を祀る摂社があります。三貴神(さんきしん)と言われるこの三柱を、同じ神社内で祭っているのは非常に珍しいです。

SNSを中心に大人気になったブレスレット型のお守り「神(かん)むすび」。限定デザインの頒布時には行列が出来る事も。巫女さんの手によって最終縫製されるため数量限定。

SNSを中心に大人気になったブレスレット型のお守り「神(かん)むすび」。限定デザインの頒布時には行列が出来る事も。巫女さんの手によって最終縫製されるため数量限定。

伝統と現代を繋ぐ能楽殿。江戸時代末期から伝わる「阿佐ヶ谷囃子」や能、狂言が奉納される能楽殿。また、アーティストの撮影などでも使用されたことがある。

伝統と現代を繋ぐ能楽殿。江戸時代末期から伝わる「阿佐ヶ谷囃子」や能、狂言が奉納される能楽殿。また、アーティストの撮影などでも使用されたことがある。

刺繍入り御朱印「大和がさね」(※写真は平成31年4月頒布の桜)

刺繍入り御朱印「大和がさね」(※写真は平成31年4月頒布の桜)

阿佐ヶ谷神明宮
住所 杉並区阿佐谷北1-25-5
電話 03-3330-4824
主祭神 天照大御神<あまてらすおおみかみ>
創建 1190年頃
本殿様式 神明造
WEBサイト https://shinmeiguu.com/

馬橋稲荷神社

双龍鳥居&開運の鈴で運気UP

メディアに取り上げられることも多い馬橋稲荷神社。東京三鳥居と呼ばれる昇り竜と降り龍が彫刻された鳥居や、随神門にある都内最大級の開運の鈴が有名です。
参道の脇には、かつて神社近くを流れていた「桃園川」を彷彿とさせる、地下50mから汲み上げた天然水を始点とする小さな水路があり、そのせせらぎが穏やかな気持ちにさせてくれます。

双龍鳥居。昇り龍に触りながらお願い事をすると、龍が願いを天に届け叶えてくれるそう。

双龍鳥居。昇り龍に触りながらお願い事をすると、龍が願いを天に届け叶えてくれるそう。

杉並最大のお神輿。関東大震災の三日前に当社に奉納され難を逃れた為、難除け神輿と言われる。

杉並最大のお神輿。関東大震災の三日前に当社に奉納され難を逃れた為、難除け神輿と言われる。

御朱印。

御朱印。

馬橋稲荷神社
住所 杉並区阿佐谷南2-4-4
電話 03-3311-8588
主祭神 宇迦之魂神<うかのみたま>、大麻等能豆神<おおまとのづのかみ>
創建 鎌倉時代末期と伝えられている
本殿様式 流造
WEBサイト https://www.mabashiinari.org/

成宗須賀神社

地域の歴史が垣間見れる

東京メトロ丸ノ内線南阿佐ケ谷駅から約5分。善福寺川近くの住宅街にあり、長年にわたり地元の方々に愛されてきた神社です。記録が焼失しているため定かでは有りませんが、天慶4年(941年)に創建したと言われてます。
静かな境内は落ち着いた雰囲気で非常に癒されます。昔この地は「成宗村」だった事から「成宗」とつけられました。

庭園技法の一つである水琴窟(すいきんくつ)。竹の上部に耳を当てると、とても美しい音色を聞くことが出来る。

庭園技法の一つである水琴窟(すいきんくつ)。竹の上部に耳を当てると、とても美しい音色を聞くことが出来る。

隣接している成宗弁財天社。村の用水を掘った時の土で造られた富士塚や、小さな浅間神社、用水で使われていた石橋等が残っており、地域の歴史がギュッと濃縮されている。

隣接している成宗弁財天社。村の用水を掘った時の土で造られた富士塚や、小さな浅間神社、用水で使われていた石橋等が残っており、地域の歴史がギュッと濃縮されている。

御朱印。

御朱印。

成宗須賀神社
住所 杉並区成田東5-29-3
電話 03-3392-1027
主祭神 素戔嗚尊<すさのおのみこと>
創建 天慶4年(941年)とも伝えられているが定かではない
WEBサイト https://www.narimunesugajinjya.com/

荻窪エリア

荻窪白山神社

「歯」にご利益の有る神社

荻窪駅徒歩5分。駅前北側の繁華街にある神社です。荻窪白山神社というのは通称名で、正式名は「白山神社」です。
境内の萩を箸とし食事をすると歯痛が治ったという伝承があることから、古くは「歯の神様」としても知られていました。繁華街にあるとは思えない緑の多い参道。そして、凛とした空気の境内には特徴的で美しい白い拝殿。一見の価値ありです。

一の鳥居から続く緑の豊かな長い参道。途中で道路が横切っているのも都会の神社ならでは。

一の鳥居から続く緑の豊かな長い参道。途中で道路が横切っているのも都会の神社ならでは。

境内にはいたるところに猫の像があります。東日本大震災前の旧社務所の屋根にはかつて十二支が置かれていたそうですが、「十二支には猫がいないので可哀想」ということで猫の石像を多く置くことにしたそうです。猫好きの神職さんの遊び心が溢れています。

境内にはいたるところに猫の像があります。東日本大震災前の旧社務所の屋根にはかつて十二支が置かれていたそうですが、「十二支には猫がいないので可哀想」ということで猫の石像を多く置くことにしたそうです。猫好きの神職さんの遊び心が溢れています。

御朱印。

御朱印。

荻窪白山神社
住所 杉並区上荻1-21-7
電話 03-3398-0517
主祭神 伊邪那美命<いざなみのみこと>
創建 1469年~1486年頃

天沼八幡神社

落ち着いた空間にたたずむ美しい白い拝殿

荻窪駅北口より青梅街道を渡り、天沼八幡通りを進むと見えてくるのが、創建以来400年以上この天沼を守護してきた天沼八幡神社です。創建400年記念の大鳥居をくぐると、目に入るのは荻窪白山神社と同じ白く特徴的な拝殿。非常に落ち着いた雰囲気の美しい神社です。
境内には、大鳥神社、稲荷神社、須賀神社、金山彦神社、日枝神社が合祀されています。

創建400年記念の大鳥居。

創建400年記念の大鳥居。

境内末社には大鳥神社もあり、毎年11月には商売繁盛として「酉(とり)の市」が行われている。

境内末社には大鳥神社もあり、毎年11月には商売繁盛として「酉(とり)の市」が行われている。

夏越の大祓の時期には、右下に茅の輪(ちのわ)の印が押されている御朱印も。

夏越の大祓の時期には、右下に茅の輪(ちのわ)の印が押されている御朱印も。

天沼八幡神社
住所 杉並区天沼2-18-5
電話 03-3398-2514
主祭神 応神天皇<おうじんてんのう>、市杵島姫命<いちきしまひめ>
創建 天正年間(1573年~1591年)
WEBサイト https://amanumahachiman.jp/

天沼熊野神社

天沼の地を守り続ける600年以上の歴史

荻窪駅から10分ほど歩いた住宅街の中に鎮座する天沼熊野神社。決して大きくはない境内ですが、実に穏やかで落ち着いた雰囲気があり、長い間この地域を守ってきたと言う事を実感させてくれます。
創建は古く、奈良時代(768年)とも元弘3年(1333年)とも伝えられています。後に1395年朝倉三河守が社殿を修理し「十二社権現」と称するようになったと言われています。現世利益を重視しており、病気平癒や厄除け等の御利益があります。(現在は事情により御朱印はやっていません。)

直径2mの大杉!!新田義貞が戦勝を祈願して手植えしたとされており、「心願成就の杉」「出世杉」と言われている。

直径2mの大杉!!新田義貞が戦勝を祈願して手植えしたとされており、「心願成就の杉」「出世杉」と言われている。

境内社の白玉稲荷神社。

境内社の白玉稲荷神社。

神前でこの石を持ち上げて力を競い合ったと言う「力石」。

神前でこの石を持ち上げて力を競い合ったと言う「力石」。

天沼熊野神社
住所 杉並区天沼2-40-2
電話 03-3220-7866
主祭神 伊邪那美命<いざなみのみこと>
創建 神護景雲(じんごけいうん)2年(768年)
WEBサイト http://www.amanumakumano.org/

西荻窪エリア

井草八幡宮

源頼朝ゆかりの遅野井の広大な地で勝負運UP!

青梅街道沿いに立ちはだかる赤い大鳥居。思わず目を奪われるほど大きな鳥居をくぐると、木々に覆われた気持ちの良い参道が続いています。
井草八幡宮は都内有数の広さを誇る敷地で、そのスケールにもかかわらず綺麗に手入れされており、落ち着いた雰囲気を纏っています。
源頼朝が奥州征伐の際に戦勝祈願に立ち寄ったと言われている神社です。非公開ですが、杉並区最古の木造建築物である極彩色の本殿があります。
3年に一度神幸祭(じんこうさい)、5年に一度、流鏑馬(やぶさめ)を行っています。

9mも有る朱色の大鳥居。

9mも有る朱色の大鳥居。

鮮やかで美しい楼門(随神門)。

鮮やかで美しい楼門(随神門)。

オリジナルの御朱印帳は「遅野井伝説図」から。源頼朝が湧水を掘る姿が意匠に採用されている。

オリジナルの御朱印帳は「遅野井伝説図」から。源頼朝が湧水を掘る姿が意匠に採用されている。

井草八幡宮
住所 杉並区善福寺1-33-1
電話 03-3399-8133
主祭神 八幡大神<やはたのおおかみ>
創建 平安時代末期
社格 旧郷社・別表神社
WEBサイト https://www.igusahachimangu.jp/index2.html

荻窪八幡神社

宮司さんのアイデアが光る!人々に愛され続ける見所満載のパワースポット!

東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアムの向かいに東鳥居、青梅街道沿いに北鳥居というにぎやかな立地にありながら、鳥居をくぐると周りの環境を忘れてしまうほど閑静な空気感を纏う荻窪八幡神社。杉並区内では大宮八幡宮、井草八幡宮に次ぐ敷地面積があります。
源頼義や、江戸城主であった太田道灌(おおたどうかん)などが立ち寄った際に戦勝を祈願したそうで、御神木の「道灌槙(どうかんまき)」はその際に社前に植えたものだそうです。
宮司さんのアイデアが境内の所々に散りばめられている見所の多い素敵な神社です。

平成23年3月、東日本大震災により東参道の大鳥居が倒壊したが、氏子崇敬者の奉賛により同年9月同規模の大鳥居が再建された。

平成23年3月、東日本大震災により東参道の大鳥居が倒壊したが、氏子崇敬者の奉賛により同年9月同規模の大鳥居が再建された。

自動センサー付き手水舎。荻窪八幡神社が発祥だそう。

自動センサー付き手水舎。荻窪八幡神社が発祥だそう。

御朱印。

御朱印。

荻窪八幡神社
住所 杉並区上荻4-19-2
電話 03-3390-1325
主祭神 応神天皇<おうじんてんのう>
創建 寛平年間(889年~898年)
WEBサイト http://www.ogikubohachiman.org/

西高井戸松庵稲荷神社

お狐さんのミイラが眠る緑に囲まれた閑静な神社

西荻窪駅南口から徒歩15分。レトロでお洒落な街並みを抜け、五日市街道を少し進んだ所にひっそりと佇む西高井戸松庵稲荷神社。木々に囲まれた緑豊かな神社です。
この地域は江戸時代前期に荻野松庵(おぎのしょうあん)という医者が開いた事から「松庵村」と呼ばれ、廃寺となった円光寺の境内に松庵村の鎮守として創建されました。昭和9年、隣村の中高井戸村の稲荷神社を合祀し「西高井戸松庵稲荷神社」と称するようになりました。
現在は下高井戸浜田山八幡神社の兼務社となっています。

末社の後ろには二基の庚申塚がある。庚申塚とは、中国より伝来した道教に由来する庚申信仰に基づいて建てられた石塔のこと。

末社の後ろには二基の庚申塚がある。庚申塚とは、中国より伝来した道教に由来する庚申信仰に基づいて建てられた石塔のこと。

鳥居の左側にある小さな社。ここには狐のミイラが祀られており、悲しいお話が伝えられている。

鳥居の左側にある小さな社。ここには狐のミイラが祀られており、悲しいお話が伝えられている。

御朱印。下高井戸浜田山八幡神社にて拝受できる。

御朱印。下高井戸浜田山八幡神社にて拝受できる。

西高井戸松庵稲荷神社
住所 杉並区松庵3-10-3
電話 03-3329-0837(下高井戸浜田山八幡神社)
主祭神 受持命<うけもちのみこと>
創建 不明
本殿様式 神明造り

※本記事に掲載している情報は2020年3月26日公開時点のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。