「吉祥寺↔西荻窪 まち歩きガイドブック」を持って散歩に出かけよう | なみじゃない、杉並! -中央線あるあるPROJECT-

「吉祥寺↔西荻窪 まち歩きガイドブック」を持って散歩に出かけよう

吉祥寺西荻窪まち歩きガイドブック

“ひと駅分のタウンハイキング”がコンセプトの冊子「吉祥寺↔西荻窪 まち歩きガイドブック」が完成しました。武蔵野市観光機構とのタイアップにより実現したこの冊子、あるあるPROJECTとしては初めて吉祥寺エリアもご紹介しています。
今回は、掲載している2本のモデルコースの中から5店舗をピックアップ。JR中央総武線に乗れば2分という距離ですが、実際に歩いてみると個性的でこだわりあふれるお店や公園がたくさんあります。ぜひこのガイドブックを持ってお散歩してみてください。そしてあなただけの素敵なお散歩コースを見つけてみてください。

※「吉祥寺↔西荻窪 まち歩きガイドブック」のPDF版はこちら

  1. 西荻3時(西荻窪駅徒歩4分)
  2. chava coffee stand(西荻窪駅徒歩16分)
  3. ギャラリー蚕室(さんしつ)(西荻窪駅徒歩11分)
  4. ORIDO(吉祥寺駅徒歩12分)
  5. 天音(吉祥寺駅徒歩1分)

西荻3時(西荻窪駅徒歩4分)

西荻3時

そのぎ抹茶のアフォガード(820円)。9種類のジェラートから1つ選べる。下には白玉、さつまいも甘露煮、粒あんと具だくさん。

「西荻3時」は、2021年にオープンした和テイストのスイーツが楽しめるカフェ。「この店を目指して西荻窪まで来る方もいらっしゃいます」とスタッフの方がおっしゃるように、土日は行列ができるほどです。
人気メニューは、パフェやジェラートが選べるグラスデザート。数種類のジェラートが用意されていて、迷ってしまってもスタッフの方がおすすめを教えてくれます。長崎県産のそのぎ抹茶は、デザートだけでなくお抹茶、玉露茶として店内で味わうことも可能。また、お茶自体を購入することもできるので、おうち時間の充実にも一役買ってくれます。
ほぼすべてのメニューをテイクアウトすることができ、ちょっとした差し入れに喜ばれること間違いなしの素敵なカフェです。(10個以上のテイクアウトは2日前までに予約が必要)

西荻3時内観

西荻3時、テイクアウトの他にもお土産もあり

西荻3時外観

西荻3時
住所 杉並区西荻北3-13-6
電話 03-6454-7816
営業時間 12:30〜18:00
定休日 月曜
インスタグラム https://www.instagram.com/nishiogi_sanji/

chava coffee stand(西荻窪駅徒歩16分)

chavaコーヒースタンドのテイクアウトコーヒー

タイ産サイアム・ブルームーン(550円)

2020年7月にオープンした善福寺公園にほど近いコーヒースタンド「CHAVA COFFEE STAND」。ブラジル、コロンビア、エチオピアといったおなじみのコーヒー産地の他にもタイやペルー、タンザニアなど様々な国のコーヒー豆が入れ替わりで登場します。
善福寺公園近くにコーヒー店があったらいいなと思ってお店を始めたというオーナー。ここでコーヒーを買ってから善福寺公園に散歩に行かれる方も多いといいます。また、「常連の方も多いので、“おすすめのコーヒーを選んで”と頼まれることも。お客様のその日の気分、好みを伺って、おすすめのコーヒーを提供します」とのことなので、今回はさっぱりしたコーヒーをリクエスト。タイ産のコーヒーをいただきました。コーヒースタンドと侮るなかれ、オーナーが自ら焙煎したコーヒーを一杯ずつ丁寧にハンドドリップで提供してくれる本格派です。

テイクアウト受け取り口

chavaコーヒースタンドの外観

chavaコーヒースタンドの外観

CHAVA COFFEE STAND
住所 杉並区善福寺2-19-20
営業時間 10:00〜16:30
定休日 日曜、月曜、木曜(不定休)
Instagram https://www.instagram.com/chavacoffeestand/

chavaコーヒースタンド前

CHAVA COFFEE STANDの前をまっすぐ進むと善福寺公園へ入る

Art+Craft Gallery 蚕室(さんしつ)(西荻窪駅徒歩11分)

蚕室外観

骨董通り沿いにスペースを構えるギャラリー蚕室

「ギャラリー蚕室」は、武蔵野美術大学で絵画制作を学んだオーナーが2013年に オープンしたギャラリーです。一般的にあまりなじみのない美術、工芸作品を丁寧に紹介することをモットーとし「多忙で疲弊している大人にこそアートが必要」と展示期間に必ず週末を2回入れています。
今回訪問時に開催されていたのは、帯留めを集めた展示会。ガラス作家や金属工芸の作家の作品が並び、訪れる人に作家の思いや作品の成り立ち、素材を丁寧に説明するオーナーの姿が印象的でした。「今回は帯留めという身に着けるものですが、インスタレーションを含む美術から工芸まで幅広く企画しています」。日常とアートを融合させるような展示や販売に、遠方からのお客さんが多いのも納得のギャラリーです。

説明

説明

ギャラリー蚕室外観

Art+Craft Gallery 蚕室
住所 杉並区西荻北4-35-5
電話 03-5303-9882
営業時間 13:00〜19:00
定休日 月曜、火曜、水曜、臨時休業の場合あり
WEBページ https://san-shitsu.com/

ORIDO(吉祥寺駅徒歩12分)

ORIDOショーケース

こだわり食材を使用して作られた惣菜やケーキが並ぶ

東京女子大学の前の道を吉祥寺方面に歩くと見えてくる、2015年5月オープンの「ORIDO」。こちらはフードスタイリスト・料理家の江口恵子さんが営むカフェで、美味しいサンドウィッチやデリのテイクアウトもできます。
「白砂糖は使わない、小麦粉は全て国産。お肉やお野菜も可能な限り国産を選び、調味料も無添加のもので手作りにこだわっています。美味しくて体に優しく、安心して食べてもらえる食品を提供しています」と江口さんのセレクションが光り、特に人気のメニューはORIDOサンド。具材は日替わりなので、毎日通っても飽きません。スイーツ類はベイクドチーズケーキ、ガトーショコラ、お抹茶ガトーショコラなどが特に人気とのこと。
駅の近くではなく少し落ち着いた静かな場所で物件を探していたという江口さん、店内ではクッキングレッスンや金継などのワークショップが開かれることもあるそう。陽の光が優しく入る明るい店内で、くつろいだ時間を過ごせます。

oridoの商品

ORIDOサンド(ドリンクセット990円、単品630円)とケーキセット(800円)

orido内観

oridoの外観

ORIDO
住所 武蔵野市吉祥寺東町2-40-22
営業時間 11:30〜18:00
定休日 月曜、火曜
WEBページ https://www.orido.life/

有職たい菓子本舗 天音(吉祥寺駅徒歩1分)

吉祥寺天音のたい焼き

羽根付きたい焼き(粒あん)183円

吉祥寺駅北口を出てすぐ、昔ながらの風情を残したハモニカ横丁に店を構える「天音」。2012年頃から営業をスタートさせ、ここ数年は土日祝日には別の商店街であるダイヤ街まで行列が伸びるほどの人気店です。
たい焼きは珍しい羽根つき。パリパリの羽根に薄い皮、びっしり詰まった粒あんが特徴です。甘さ控えめでありながら深みのある粒あんは北海道産の小豆と黒糖を使用したもの。餡子単品で購入することもできます。「お持ち帰りで購入した時はラップをせずにレンジで30秒、その後トースターで1分程度様子を見ながら温めてください」とのこと。パリパリの食感を家でも楽しめます。個数限定のたい焼きは1週間ごとに変わるそうですが、13時前には売り切れてしまいます。たい焼き以外にも、みたらし・焼き醤油・くるみだれの3種類があるお団子、羊羹、わらび餅も人気です。

たい焼きの型

吉祥寺天音のお団子

吉祥寺天音の外観

有職たい菓子本舗 天音
住所 武蔵野市吉祥寺本町1-1-9
電話 0422-22-3986
営業時間 11:00~18:00(売り切れ次第終了)
定休日 不定休

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※本記事に掲載している情報は2022年03月30日公開時点のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。