『ことりっぷweb』編集部が案内する、ゆるりと歩く阿佐ヶ谷 | なみじゃない、杉並! -中央線あるあるPROJECT-

『ことりっぷweb』編集部が案内する、ゆるりと歩く阿佐ヶ谷

杉並区阿佐谷

“働く女子の等身大の旅”を提案する、累計1400万部超えの人気ガイドブック『ことりっぷ』から生まれた『ことりっぷweb』は、旬な旅・お出かけ情報をデイリーに発信しているwebマガジン。冬晴れの日の西荻窪散歩に引き続き、新緑の阿佐谷北エリアで、女子散歩にぴったりのスポットを案内してもらいました。JR阿佐ケ谷駅北側のエリアは、このところ女子に人気のかわいいお店やおしゃれなカフェが増えている地域。どこかなつかしい雰囲気と、新しい風が交差するこのエリアを、『ことりっぷweb』編集部と一緒にゆるりと散歩しました。
(2017年9月19日に公開した記事に、最新の情報を踏まえて加筆・修正しています)

※コロナウイルスの影響により店舗の営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。

  1. フレンチレストラン「山猫軒」
  2. かわいらしいお守りが多く揃う「阿佐ヶ谷神明宮」
  3. フレンチで培われた洗練が光る「百瀬食堂」

厳選素材でカラダが喜ぶ!隠れた名店「山猫軒」

阿佐ケ谷駅ホームから見える不思議な建物「ラピュタ」。小劇場、映画館、レストランを備えた文化施設です。3、4階にあるフレンチレストラン「山猫軒」を訪ねました。4階のテラス席は、天井と窓から差し込む優しい光に照らされて、開放感がある明るい雰囲気。シェフが厳選した旬の食材を使い、見た目も美しいオードブルからはじまるコース料理は週替わり。コロンと丸いパンは、白神山地で発見された天然酵母を使った自家製パン。料理に合うワインも揃っていて「地域に根ざしているところが素敵。リラックスして食べられるフレンチは嬉しい」と島田さん。

商店街を1本入った脇道に現れる不思議なビル、「ラピュタ」。

商店街を1本入った脇道に現れる不思議なビル、「ラピュタ」。

2階の映画館「ラピュタ阿佐ケ谷」は1950-60年代の作品を中心に上映している日本映画専門のミニシアター。

2階の映画館「ラピュタ阿佐ケ谷」は1950-60年代の作品を中心に上映している日本映画専門のミニシアター。

ランチコースは数種類あり、前菜、主菜、デザートにパンと飲み物が付く。2,300円(税抜)から。この日のオードブルは、左から「和歌山県産鮎のリエットとソテー 山椒風味」「常磐天然平目のセビーチェ」「トウモロコシの冷たいポタージュスープ ウニ添え」。

ランチコースは数種類あり、前菜、主菜、デザートにパンと飲み物が付く。2,300円(税抜)から。この日のオードブルは、左から「和歌山県産鮎のリエットとソテー 山椒風味」「常磐天然平目のセビーチェ」「トウモロコシの冷たいポタージュスープ ウニ添え」。

山猫軒
住所 杉並区阿佐谷北2-12-21
電話 03-3336-5445
営業時間 ランチ11:30~15:00(L.O14:00) ディナー18:00~22:30(L.O 21:00)
定休日 月曜および第1、第3火曜(月曜休日の場合は、翌火曜休み)

取材・執筆: 城石陽子(区民ライター講座実習記事)

次のお店に向かう途中に、不思議な物を発見。区内でたまに見かける金太郎が描かれた「遊歩道」の車止め。熊にまたがった金太郎の雄々しい姿に、腹掛けの「車両通行止め」のマークがキュートです。

1972年ごろから、子ども達の遊び場として遊歩道が整備され、車の侵入禁止を防ぐためにこの看板が設置されたそう。
すぎなみ学倶楽部で紹介しています。

かわいらしいお守りが揃う「阿佐ヶ谷神明宮」

通りがかりに阿佐ヶ谷神明宮に立ち寄り、お参りしました。阿佐ヶ谷神明宮は厄除、八方除など現世にあまたある災難厄事全てを取り除く「八難除祈祷」を行っており、旧阿佐谷村の鎮守だったという由緒ある神社。女子には「神(かん)むすび」のお守りでもよく知られています。
中央線杉並4駅 の〜んびり神社さんぽでも紹介しています。

神結びは、レースブレスレット型のお守り。色やモチーフもさまざまあり、さらに季節限定品も!どれにしようかと迷うのも楽しい時間です。

ブレスレットにすると、こんな感じに。バッグチャームにしたり、ストラップにしたり、身近に付けられるお守りです。

阿佐ヶ谷神明宮
住所 杉並区阿佐谷北1-25-5
電話 03-3330-4824
開門時間 9:00~17:00
WEBサイト https://shinmeiguu.com/

フレンチで培われた洗練が光る「百瀬食堂」

KIHACHI出身のシェフとが二人三脚で営む「百瀬食堂」。平日の日替わりサービスランチは、ごはんとお味噌汁を基本に、メインを肉、魚、野菜から選べます。この日は、ポークソテー・オニオンマスタードソースをいただきました。しっとりと焼き上げられたお肉と、色とりどりの野菜の塩味が、あっさりした玉ねぎソースの自然の甘さで引き立ちます。「野菜はつけ合わせ程度ではなくたっぷり」と百瀬シェフ。野菜はシェフの故郷の松本から直送されたもの。また、お米はシェフの兄が丹精こめて育てたコシヒカリ。女性や家族連れに人気のお店です。「カウンターも広くゆったりしていて、1人でも入りやすい。お酒を呑む人にも呑まない人にも、どちらにも喜ばれそう」と島田さん。

つやつやの炊きたてごはんと丁寧にだしをとったお味噌汁。ポークは焼き上げてから一口大にカットされ、グリルされたにんじん、ナス、絹さや、オクラ、小松菜などいろいろな野菜が添えられています。小鉢付き(980円)。

つやつやの炊きたてごはんと丁寧にだしをとったお味噌汁。ポークは焼き上げてから一口大にカットされ、グリルされたにんじん、ナス、絹さや、オクラ、小松菜などいろいろな野菜が添えられています。小鉢付き(1,298円)。

やさしく語ってくれた百瀬シェフ。野菜がしっかり摂れるのは、女子にはとっても嬉しいです。

やさしく語ってくれた百瀬シェフ。野菜がしっかり摂れるのは、女子にはとっても嬉しいです。

日本酒はシェフの兄と仲間が作っている吟醸酒「第六」がイチオシ。また、オーナーの山田さんが全国各地から取り寄せた入手が難しい日本ワインも、ワイン好きには見逃せません。

日本酒はシェフの兄と仲間が作っている吟醸酒「第六」がイチオシ。百瀬食堂のお食事によく合う全国から取り寄せた日本ワインも見逃せません。

百瀬食堂
住所 杉並区阿佐谷北1-13-9 2F
電話 03-6795-8003
営業時間 ランチ11:00~15:00(L.O14:30) ディナー18:00~22:00(L.O21:30)
定休日 火曜

取材・執筆: にゃぱしゃん(区民ライター講座実習記事)

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※本記事に掲載している情報は2017年09月19日公開時点のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。