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オギボン編集部と荻窪駅南側のこだわりスポットを歩く

荻窪と聞いて皆さんはどんなイメージを持つでしょうか。交通の便が良い、駅ビルがあって買い物に便利、ラーメン屋が多い…などといったところでしょうか。今回は、そんな荻窪でも緑豊かで閑静な住宅街が広がる南口側に着目し、ちょっとひねりがあって意外性のあるスポットをご紹介。ガイドは「オギジン編集部のガイドで駅北東エリアを食べ歩く」の記事でもお世話になったボタンデザインの松崎淳一さんに再び依頼しました。

松崎さん、今回は荻窪のタウンマガジン「オギボン」メンバーの立場でご登場です。

松崎さん、今回は荻窪のタウンマガジン「オギボン」メンバーの立場でご登場です。

荻窪の小さなデパート「poppe(ポッペ)」

まず向かったのは、駅南口から徒歩3分のところにある、輸入雑貨や食品を扱う「poppe(ポッペ)」。ヨーロッパ好きの店主がセレクトする商品には、親子三代にわたるファンがつくほどです。そんな店主のイチ押しは「自分の子供もこれで遊んでいます」と話す、ドイツの玩具メーカーHAPE社のハンバーガー&ホットドック(3300円)。本物と見間違うほどに再現性の高いおもちゃは、思わず大人も夢中になってしまうとか。店の奥はカフェスペースになっており、平日の昼はランチを求める近隣のサラリーマンで賑わいます。つい欲しくなってしまう商品が見つかる荻窪の小さなデパートです。

外観を見るだけで楽しい店だと分かります。

外観を見るだけで楽しい店だと分かります。

店主の苅谷さん。手に持つ商品がハンバーガー&ホットドックです。

店主の苅谷さん。手に持つ商品がハンバーガー&ホットドックです。

「どの世代でも楽しめる」がこの店のコンセプト。

「どの世代でも楽しめる」がこの店のコンセプト。

poppe(ポッペ)
住所 杉並区荻窪4-21-18
電話 03-6915-1933
営業時間 11:00〜19:00
定休日 不定休

旅人がつくるラーメン「旅人の木」

「せっかく荻窪に来たのだからラーメンが食べたい」という方にオススメしたいのが、仲通り商店街から一本細い路地を入ったところにある「旅人の木」です。旅が趣味の店主・藤田さんが海外での食べ歩き経験を取り入れたラインナップは、まさにここでしか味わえないというもの。定番の醤油ラーメンには台湾赤ネギが入り、カウンターにはナンプラーが置かれ、そして提供されるビールはシンハービール。その味に魅了されて頻繁に通う客が多く、松崎さんもその一人。一般的な荻窪ラーメンのイメージとは異なる味も、ぜひ堪能ください。

一見してラーメン屋らしくないオシャレな外観。

一見してラーメン屋らしくないオシャレな外観。

「荻窪という街が好きで、荻窪に店を構えた」と話す藤田さん。

「荻窪という街が好きで、荻窪に店を構えた」と話す藤田さん。

シンハービール(500円)との相性が抜群の、魚介スープベースの醤油ラーメン(730円)は絶品です。

シンハービール(500円)との相性が抜群の、魚介スープベースの醤油ラーメン(730円)は絶品です。

旅人の木
住所 杉並区荻窪5-29-6
電話 非公開
営業時間 11:30〜15:00/17:00〜19:30 ※金曜は11:30~15:00のみ
定休日 木曜

柔術専門の格闘技ジム「Physical Space」

腹を満たした後はやっぱり運動でしょう。ということで次は、仲通り商店街を駅方面に戻り、脇道に入ったコメダ珈琲店の上階の「Physical space」に足を運びました。「柔術を通じて人生を豊かにしよう」がコンセプトで、オーナーの大塚さんはブラジリアン柔術の現役選手。中央線沿線でも珍しい部類のジムです。今回は、初心者向けベーシッククラスのワンコイン体験(500円)を運動不足だという松崎さんが挑戦。意外と身体が柔らかく、大塚さんも「向いている」と太鼓判を押していました。9月14日からは女性向けキックボクササイズのコースもスタート。こちらも注目です。

格闘技ジムのイメージが180度変わる清潔な環境。

格闘技ジムのイメージが180度変わる清潔な環境。

ワンコインレッスンは道着など必要なモノは全て貸してくれるので手ぶらでOK。

ワンコインレッスンは道着など必要なモノは全て貸してくれるので手ぶらでOK。

シャワーやドレッサーも完備されているので気軽にキックボクササイズに挑戦してみてください。

シャワーやドレッサーも完備されているので気軽にキックボクササイズに挑戦してみてください。

Physical Space
住所 杉並区荻窪5-30-6 福村産業荻窪ビル4F
電話 03-5335-9640
営業時間 クラスによって変わります
定休日 なし

紙モノに少しでも興味があるならば「中野活版印刷店」

続いて南西方面にぐんぐん進み、環状八号線沿いにある「中野活版印刷店」をチェック。ここではデジタル印刷ではない、アナログの良さを活かした活版印刷機を使用したモノづくりを体験できます。店主の中野さんは現役のグラフィックデザイナーで、紙と印刷のプロフェッショナル。紙モノにまつわるどんなわがままな相談にも対応してくれます。松崎さんも、自身の結婚式のペーパーアイテムづくりを中野さんに依頼したそう。近年改めて注目を集める活版印刷に気軽に触れることができる、界隈でも珍しいスポットです。

元々洋菓子店だったスペースはデザイン事務所も兼ねます。

元々洋菓子店だったスペースはデザイン事務所も兼ねます。

活版の印刷機「テキン」の使い方を中野さんがレクチャー中。

活版の印刷機「テキン」の使い方を中野さんがレクチャー中。

活版印刷で刷ったポストカードなどを販売しています。

活版印刷で刷ったポストカードなどを販売しています。

中野活版印刷店
住所 杉並区荻窪2-33-7 プラン荻窪
電話 03-3220-3031
営業時間 11:00〜19:00
定休日 土曜、日曜

ロックな焼鳥屋「モッキンバード」

体育と図工の授業(?)を終えて駅方面に戻り、再びグルメに目を向けます。仲通り商店街の小径を入ったところに佇む「モッキンバード」です。元ロックバンドのギタリストの店主が2014年10月にオープンした店で、松崎さん曰く「数多くの焼鳥の名店がある荻窪の中でも、トップレベルに美味しい焼鳥が食べられる」とのこと。荻窪の新しい名店になる可能性を秘めています。丁寧に串打ちから行われ、炭火でじっくりと焼き上げる美桜鶏が絶品で、バジルソースを和えた創作焼鳥モモバジル(160円)、とりのからあげ(630円)などが人気。「ご飯だけでもOK」という家族連れにも優しい店です。

赤提灯はなくシックなカフェのような外観。

赤提灯はなくシックなカフェのような外観。

元ギタリストの店らしく、自慢のギターコレクションが並びます。

元ギタリストの店らしく、自慢のギターコレクションが並びます。

店主の清水さんがこだわる美桜鶏の焼鳥。

店主の清水さんがこだわる美桜鶏の焼鳥。

モッキンバード
住所 杉並区荻窪5-8-1
電話 03-6316-6434
営業時間 17:00〜24:00
定休日 不定休

自家製ビールに舌鼓を打つ「荻窪ビール工房」

最後に訪れたのは、荻窪駅南口近くの路地裏に佇む「荻窪ビール工房」。中野から西荻窪まで各駅にBREWPUB(その場でビールを製造・提供する飲食店)を展開する麦酒工房の荻窪店です。ココでしか味わえないビールにこだわり、最近は地元・荻窪のお茶屋「繁田園」とコラボしたうぐいすビール(500円)を開発。後味にほんのりとお茶の香りが残るビールは、初めての味覚体験です。「大勢の人でワイワイと食べて欲しい」とメニューに加えた吊るしベーコン(1990円)も荻窪店オリジナルの一品。長さ50センチ、重さ300gというベーコンは、ビールとの相性が完璧です。

ウッドデッキスペースで飲むビールも最高。暖かいシーズンの人気席です。

ウッドデッキスペースで飲むビールも最高。暖かいシーズンの人気席です。

一軒家を改造した店内は手づくり感あふれる内装。落ち着きます。

一軒家を改造した店内は手づくり感あふれる内装。落ち着きます。

荻窪のダブル名物。うぐいすビールと吊るしベーコン。

荻窪のダブル名物。うぐいすビールと吊るしベーコン。

荻窪ビール工房
住所 杉並区荻窪5-23-6
電話 03-5397-1205
営業時間 火~金17時~23時(ビールL.O) 土15時~23時(ビールL.O) 日・祝 15時~21時(ビールL.O)
定休日 月曜

雑貨、ラーメン、ジム、活版印刷、焼鳥、ビール…と多種多様なグルメ・体験スポットを紹介してきましたが、如何でしたでしょうか。ちょっとマニアックで、ひとくせもふたくせもあって「◯◯屋」と一言で言い表せない店が点在していたなと、改めて荻窪の街のイメージが変わるような発見の連続でした。荻窪に精通する松崎さんのガイドならではのまち歩きで、荻窪の新たな魅力が伝わればと思います。