「まちのみやげ・中央線あるあるスパイス」がまもなく完成!(阿佐ヶ谷編)

「中央線あるあるスパイス」の2駅目は、阿佐ヶ谷。意外な組み合わせでとても興味深いスパイスが完成しています!

フレンチシェフ・善塔一幸の「阿佐ヶ谷デザート七味」

阿佐ヶ谷に貴重な本格フレンチレストラン「ラ・メゾン・クルティーヌ」が開店しすでに6年。フレンチとは思えないボリューム感と、本場フランスから空輸された食材の数々、アレンジが評判で男性の一人客も多く、不動の人気を得ている。

「<中央線あるあるスパイス>の企画を知った時、ほぼ直感的にデザート用のスパイスを発想しました」とオーナーシェフの善塔は語る。7年に及ぶ本場フランスの一つ星レストランでの修行のせいか、発想はフランス人そのもの。「実はフランスには、チョコレートに山椒をかけるデザートメニューもあるのですが、そのままではつまらない、もっと阿佐ヶ谷風にしたかったんです」。

意外かつ絶妙 スイーツ&スパイス

チョコに山椒? 漠然とした思いで、いざ善塔のブレンドしたスパイスに向き合うと予想を覆す面白さだ。さわやかでほんのり甘い香りがするのに、なんとなく日本の七味にも似ている。しかし粗く挽かれたスパイスは噛んだあとに、不思議な辛みを口の中に残しては去って行く。

「このスパイスの決め手は華やかな桂花の香り、陳皮、阿佐ヶ谷産の唐辛子(ビルの空中菜園で栽培)はもちろんのこと、胡椒や生姜のバランスなんです。本当に辛さの加減は難しかったのですが、できうる限り調整のうえ、これに決めました」という。

「このスパイスの使い方として、おはぎや大福を想像してみてください、甘みと辛み(塩)がいい加減で互いを引き立て合うじゃないですか。このスパイスもそんな風にスイーツに使っていただき、素材を引き立て合いながら楽しんで欲しいです。もちろん肉・魚料理にも合いますね」。

善塔が用意した自慢のキャラメルアイスとの相性は抜群だったが、「市販のバニラアイスやコンビニのデザートにも使ってもらえれば、ワンランク上の味を楽しめますよ」とのこと。

杉並区では唯一の『gault & millau』紹介店であり、『ミシュランガイド』の「ビブグルマン」としても連続掲載される人気フレンチ店の「阿佐ヶ谷デザート七味」。自分使いはもちろん、気の利いたギフトとしても喜ばれそうだ。

リニューアル缶販売予定(2022年)詳しくは店舗へ直接ご確認ください。

缶のマークデザインを手がける清水さんと

缶のマークデザインを手がける清水さんと

各街のスパイス

ラ・メゾン・クルティーヌ

遠方からの来店客も多いという店舗はJR中央線阿佐ケ谷駅からは徒歩約2分の好立地。週末やディナーは、ぜひ予約して訪れたい。

ラ・メゾン・クルティーヌ
住所 杉並区阿佐谷南3-37-10YSディセンダンツビル1F
電話 03-6276-9938
営業時間 11:30〜15:00/18:00〜23:00
定休日 火曜、第1・2水曜

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※本記事に掲載している情報は2017年10月11日公開時点のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。