高円寺の演芸まつり、熱汁祭(あつじるさい)がなみじゃない! | なみじゃない、杉並! -中央線あるあるPROJECT-

高円寺の演芸まつり、熱汁祭(あつじるさい)がなみじゃない!

商店街のカフェや居酒屋、お寺も会場に!”高円寺演芸まつり”を見に来ませんか?

高円寺は若者文化が根づき
イベントや商店街が活発な街

高円寺は、ねじめ正一さんのヒット小説から名前を取った北口の「純情商店街」を始め、13もの商店街が東西南北に広がっています。それぞれに、飲食店、雑貨店、古着屋、ライブハウスなどが軒を並べ、昼夜を問わず活況を呈しているのが特徴です。

落ち着いた雰囲気の街が多い杉並区の中で、ロックや古着といったサブカルチャーのイメージがひときわ強い高円寺の街は有名ミュージシャンの歌詞や映画・小説に登場することもしばしば。そのためか、杉並区内139街区の中で街区ごとの20代・30代人口は、高円寺南3丁目が1位、高円寺南2丁目が4位と、若者の根強い人気がうかがえます。(出典:杉並区各歳別人口、平成30年1月)

駅周辺に大規模小売店がなく、個人店が元気なのも高円寺らしさ。店の入れ替わりも多いですが、戦前から続く老舗もたくさんあります。道幅の狭い商店街は車通りが少なく、のんびりと散策するにはうってつけ。

明るいうちから営業しているガード下の居酒屋群も高円寺の名物スポットです。知らない人同士でもすぐに打ち解けられる雰囲気も人気で、最近は外国人客もずいぶん増えています。

また、昭和32年に始まった「東京高円寺阿波おどり」は、1万人が踊り、100万人が歓声を上げる夏の高円寺の風物詩。さらに、「びっくり大道芸」「高円寺フェス」「演芸まつり」など、地元密着型の手作り感あふれるお祭りも定着し、年々にぎわいが増しています。

第8回 高円寺演芸まつり

第8回 高円寺演芸まつり

第8回 高円寺演芸まつり
座・高円寺や高円寺エリアにある店舗など、61会場で開催される高円寺演芸まつり。落語はもちろん、講談、浪曲、漫才、紙切り、太神楽など演目は盛りだくさん。いつもの街の風景がちょっと違って見える注目のイベントです。

開催日 2023年2月10日(金)〜19日(日)
公式サイト http://www.koenji-engei.com/

第2回 熱汁祭(あつじるさい)

第2回 熱汁祭(あつじるさい

第2回 熱汁祭(あつじるさい)
高円寺演芸まつりの最終土日は熱いスープで体の芯から温まるフードイベントを同時開催。杉並区内の人気飲食店自慢の約15種類のスープから600円で2種類を選べます。

開催日 2018年2月17日(土)・18日(日)
開催場所 高円寺駅前北口広場

東京高円寺阿波おどり体験

東京高円寺阿波おどり体験

東京高円寺阿波おどり体験
高円寺の夏の風物詩「東京高円寺阿波おどり」の演舞鑑賞、踊り方レクチャー、踊り体験等ができるプログラムです。詳しくは、東京高円寺阿波おどり振興協会(☎03-3312-2728)まで。

開催日 2018年2月17日(土)、3月24日(土)

注目の「卓球トーク&落語会」には
三遊亭小遊三師匠が登場

高円寺には春の「びっくり大道芸」、夏の「阿波おどり」、秋の「高円寺フェス」がありますが、冬が寂しい。そこで始まったのが、今年で8回目を迎える「高円寺演芸まつり」です。

中心になって動いてくれた柳家紫文師匠は、以前から「将来を嘱望されている若手の芸人を集めて、地元・高円寺で寄席を開催したい」という思いを持っていたため、話はトントン拍子に進みました。

大きな狙いは「落語に興味はあるけど、寄席はハードルが高い」という層を引き込むこと。そこで、子供連れでも楽しめるように落語以外の演芸も入れました。一方で、出演者のレベルは古くからの落語ファンも十分満足できるものです。

過去には会場の居酒屋が狭すぎてカウンターの上に高座を作ったことも。落語家は「お客さんとこんなに近い距離で演ったのは初めてだよ」と笑っていました。

今年の見どころは、13日(火)の「卓球トーク&落語会」。卓球の名手として知られる三遊亭小遊三師匠が、有名選手と卓球トークを展開。ステージに卓球台も置くので、白熱したラリーも見られるかもしれません(笑)。

高円寺演芸まつり実行委員長 城石豊さん

高円寺演芸まつり実行委員長
城石豊さん

プロフィール:株式会社ベルピア代表取締役。高円寺パル商店街の寝具店ベルピア(大正11年城石布団店として創業)の三代目店主。平成22年3月の高円寺演芸まつりプレ大会立ち上げより関わる。

高円寺の名店からなみじゃないおみやげをプレゼント!

ボードゲーム専門店「すごろくや」より、街歩きの中で紹介した「キャプテン・リノ」を5名様にプレゼント!!カードを床と壁にしてビルを崩さないように積み上げていくスリル満点のゲームです。ご希望の方はハガキ、FAXまたはインターネットよりお申し込みください。 ※すごろくやは2022年12月高円寺店を閉店しました。

すごろくや

応募方法
ハガキ ①郵便番号・住所、②氏名、③年齢、④性別、⑤電話番号
⑥下の地図で紹介した8つのお店の中で行ってみたいお店すべてを明記し、
〒 100-8502(住所不要)東京新聞広告二部「高円寺プレゼント」係まで
FAX ハガキと同じ必要事項をご記入の上、03-3502-7227
東京新聞広告二部「高円寺プレゼント」係まで
インターネット 東京新聞HP内からお申し込み
http://www.tokyo-np.co.jp/ad/koenji/
締切 2018年2月20日(火)必着
当選発表 賞品の発送をもってかえさせていただきます。
なお、いただいた個人情報は、賞品の発送にのみ使用いたします。

すごろくや

三味線漫談家の柳家紫文さんが街を案内します

三味線漫談家の柳家紫文さんが街を案内します

プロフィール:1957年、群馬県生まれ。三味線を弾きながらニヒルな風情で語り、洒落(地口)でオトす芸風で人気。2006年に国立演芸場花形演芸大賞銀賞を受賞。座右の銘は「低俗は力なり」。

高円寺演芸まつりと楽しむ!
食べてよし、遊んでよしのにぎやかな街

高円寺街歩きMAP

大人も子どもも夢中で駆け引き

常時約500種類のボードゲームとカードゲームを取り揃え、幅広い年齢層にファンが多い。紫文師匠は初心者にオススメだという「キャプテン・リノ」(写真右・1728円)に弟子の柳家小夏さんとチャレンジ。「お金と同じで崩したらおしまい!」という名言も飛び出した。

すごろくや

ブルースマン御用達の老舗

1975年オープンと高円寺では最古参のライブハウス。甲本ヒロトを始め、国内海外問わず数多くの有名ミュージシャンがここのステージに立ってきた。終演後は出演者と客が入り混じって飲むこともあり、憧れの“ あの人”とお近づきになれるチャンスも。

LIVE MUSIC JIROKICHI

LIVE MUSIC JIROKICHI

② LIVE MUSIC JIROKICHI(ライブハウス)
住所 杉並区高円寺北2-3-4 高円寺ビルB1
電話 03-3339-2727
営業時間 18:30~翌1:00(L.O.0:30)
定休日 不定休

本場青森の地酒と肴に舌鼓

青森の老舗食品メーカー「ヤマモト食品」の子会社が運営する立ち飲み酒場。写真右は青森では定番の「ねぶた漬け」(340 円)、「〆にしん」(380 円)、日本酒「亀吉」(1 合800 円)。青森出身スタッフの方言が何とも言えない旅情を誘う。

ほんずなし

③ ほんずなし(立ち飲み)
住所 杉並区高円寺北2-17-4
電話 03-6383-0974
営業時間 月~土15:00~23:00、日・祝15:00~22:00
定休日 不定休

希少なジンの品揃えに注目

国内外から取り寄せた小規模生産のクラフトジンは約50種類。写真右はフィラデルフィア発でボリュームたっぷりの「国産牛のフィリーズチーズステーキサンドイッチ」(1080円・1日限定10 食)。ランチタイムはオリジナルのアイスティーをサービス。

THE DAY FOOD LAB

④ THE DAY FOOD LAB(バー)
住所 杉並区高円寺北3-23-11 アンシャンテビル 2
電話 03-5356-8900
営業時間 18:00〜翌1:00(L.O.24:30)、金曜日以外ランチ12:00〜15:00(L.O.14:30)
定休日 第3日曜日

大人っぽく個性が光る古着

若いご夫婦が2013年に始めた店で、コンセプトは「日常に取り入れやすい古着」。2カ月に一度のペースでアメリカに買い付けの旅に出るという。洋服類はレディース7割、メンズ3割というラインナップ。近くには「ROIR」「光」という系列店も。

i nou

i nou

⑤ i nou(古着)
住所 杉並区高円寺南3-57-9 2F
電話 03-3315-8446
営業時間 13:00〜21:00
定休日 年末年始

酒と会話を楽しむ粋な呑み処

紫文師匠が経営し奥様が切り盛りする、昨年30周年を迎えた渋い呑み処。弓張提灯や千社札がズラリと並んだ演芸の香り漂う店内で、旨いお酒と会話を楽しみたい。時にはイギリス製の古いポータブル蓄音機で昭和歌謡やシャンソンがかかることも。

ちんとんしゃん

ちんとんしゃん

⑥ ちんとんしゃん(居酒屋)
住所 杉並区高円寺南4-24-11 宝山ビル1F
電話 03-3312-8090
営業時間 18:00〜0:00
定休日 日曜日、祝日

種類豊富な街のパン屋さん

店名はフランス語の「宝箱」から。約70種類のかわいらしいパンが並び、紫文師匠も大興奮。人気は「すっごいコーンパン」と「すっごいおいもぱん」(写真右・各200円)。ご主人は「家族の思いを詰め込んだ宝箱のような美味しくて楽しい店にしたい」と語る。

boulangerie ECLIN

⑦ boulangerie ECLIN(パン)
住所 杉並区高円寺南2-21-9 木下ビル101
電話 03-6383-2185
営業時間 8:00~20:00
定休日 月曜日(祝日の場合は翌火曜日)

歴史ある威風堂々の佇まい

400年以上の歴史を持つ日蓮宗本山の厄除け祖師。江戸時代より全国から参詣者が訪れる有名な寺で、閉門時につかれる鐘の音は近隣の風物詩となっている。二十三夜堂の前に鎮座する子連れの狛犬にも注目。毎月23日に「堀之内寄席」を開催。

妙法寺

⑧ 妙法寺(お寺)
住所 杉並区堀ノ内3-48-8
電話 03-3313-6241
開門時間 3月21日~9月22日まで 5:30~17:00、9月23日~3月20日まで 6:00~16:30
定休日 なし

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※本記事に掲載している情報は2018年02月09日公開時点のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。